ソーラーシェアリング
太陽光発電と千両(センリョウ)の栽培
千両(センリョウ)は竹簾を組み合わせて作る楽屋の中で栽培しています。
楽屋は設置にかなりの手間を要し、また、損傷個所の修繕や数年に一度の建て替えが必要となるため、維持や建て替えには人件費や修繕費がかかる上に、多くの時間を費やしています。
現在、それらを解消するために千両(センリョウ)の楽屋の代替になるようなものを模索していて、その中のひとつとして太陽光発電の下で千両(センリョウ)を育てる取り組みを行っています。

太陽光発電が屋根となって日陰を作る他、強い雨風を防げるため、竹須の楽屋と条件が近く、千両(センリョウ)を育てることに適しているのではないかと考えられています。






太陽光発電の下で千両(センリョウ)を育てるメリットは、先述しました通り、人件費や修繕費などのコストカットの他、修繕の必要がないところが大きなメリットとなります。
また、将来的には太陽光で発電した電力を使い、千両(センリョウ)に散水したり温度管理をしたりすることができるようになることを期待しています。
まずは、発電しながら千両(センリョウ)が問題なく育つことを目標としています。
FIT制度活用

FIT制度とは、経済産業省が2012年7月に開始した「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」のことです。
ミゾグチファームでは、使わなくなった農地や作付けの悪い農地に太陽光発電を設置し、売電をしています。
