~本社工場編~

当社の千両(センリョウ)の選別から出荷までを、ご紹介させていただきます。
約4,000㎡の広さの大型施設である本社工場で、収穫後の千両(センリョウ)の選別から出荷までを行います。千両(センリョウ)の出荷時期は11月~12月の僅かな時期に集中し、季節労働者を雇用して、年末の正月飾りの需要に対応しています。

製品になるまでの流れ

本社工場に集められる
本社工場に運ばれたダンブラーに入った千両(センリョウ)です。神栖市周辺の畑から収穫された千両(センリョウ)が、毎日大量に本社工場に集められてきます.
工場に運ばれた千両
タンブラーから取り出す
最初に、ダンブラーの中に入っているシートに包まった千両(センリョウ)を、生産ラインに持ってきて取り出します。
千両をタンブラーから取り出し
余分な葉や枝を取り除く
取り出された千両(センリョウ)は、手作業で余分な葉や枝を取り除いていきます。
千両の葉枝を取り除く
コンベアに載せる
余分な葉や枝を取り除いて形成された千両(センリョウ)は、コンベアに載せ、選別係のもとに運ばれます。
コンベアに載せられるせんりょう
等級ごとに振り分け
成形された千両(センリョウ)は、選別係の手によって各等級に振り分けられます。等級は、実の房の数や実の付き方によって分けられます。
等級別に振り分けられた千両(センリョウ)は、更に後方の第2ラインへ運ばれます。
千両を等級ごとに振り分ける様子
等級ごとに再選別
後方の第2ラインでは、更に細かい品質チェックをしながら、千両(センリョウ)を各等級に再選別し、枝の長さを揃えてコンベアに載せます。
千両を等級ごとに再選別する様子
等級別に束ねる
確かな品質に整えられた千両(センリョウ)は、等級別に分けられた色のテープによって束ねられます。
当社では、半自動の機械を使い千両を束ねています。これによって大幅な時間短縮と効率化が図れています。
千両を機械で束ねる
長さをそろえる
束ねられた千両(センリョウ)は、各等級別の規定の長さに揃えるため、専用の電動ノコギリで余分な茎を切り落とします。
千両の長さをそろえ、余分な茎を切り落とす
専用の紙で包む
千両(センリョウ)を丸く専用の用紙で包んで製品の形になります。
紙で巻かれた千両(センリョウ)は、台車に載せられて水槽へ運びます。
その水槽で一晩水を吸わせてから出荷します。
千両を包装
段ボールに梱包
一晩水を吸った千両(センリョウ)は、鮮度保持力がある特殊な段ボールに最終梱包します。
最終梱包は千両(センリョウ)を水揚げしている水槽の通路で行います。
包装された千両を段ボールに梱包
段ボールの封かん
最後に大型の結束バンドの機械で、段ボールを封かんします。これで千両(センリョウ)は出荷できる状態になります。
千両の入った段ボールに結束バンドをかける
出荷の待機
沢山積み上げられた出荷を待つ千両(センリョウ)です。この後、北は北海道、南は九州へと全国の花市場へ向け出荷されます。
たくさん積み上げられた出荷を待つ千両の箱

工場内の様子